【みんなのごちそう】ハンバーグって実際食べるの日本人だけ?|ハンバーグは外国では通じないワケ
こんにちは。現役大学生ゆっこです。
みなさんハンバーグは好きですか?
多くの日本人にとって昔からごちそうと言えばハンバーグ。
j実は、洋食屋やレストランでも出される高級ハンバーグがあるのは日本くらい。
今回は、ハンバーグの由来や歴史について調べてみました!
ハンバーグの由来
ハンバーグの由来はどこだと思いますか?
実は私もそう思ってました。実は、ハンバーグはドイツ発祥の肉料理です。
ハンバーグの名前の由来は18世紀まで遡ります。
ドイツ最大の工業都市であるハンブルクでは、労働者を中心に安いひき肉を工夫してよく食べられていたそうです。
そのことから、欧米では牛にひき肉をこねて焼いたものを「ハンブルク風」と呼ぶようになりました。
正式名称はハンバーグ・ステーキ。ハンブルグの英語発音からハンバーグと呼ばれるようになったそうです。
以前紹介したウインナーが、オーストリアの「ウィーン風の」という意味から来ているのと同じ理屈ですね。
ハンバーグは外国人に通じない?
発祥地ドイツでは、ハンバーグは「フリカデラ」("frikadeller")や、「ハック・シュテーク」("Hack steak")などと言われ、今でも欧米諸国で食べられているそう。
では「ハンバーガー」で有名なアメリカではなんと呼ばれるのでしょうか。
実は、ハンバーグという言葉は全くというほど伝わりません。
私も以前英会話でハンバーグと言っても伝わらなかったことが多々あります。
アメリカ×ハンバーグ
その理由は意外にも戦争と深く関わっているそうです。
当時アメリカでは、ハンバーグに似た料理がありました。
ところが、ひき肉をきちんと焼かずに食べて食中毒になる人がいたそう。
ジェームズ・ソールズベリーというアメリカ人の医者が、火を通して食べるよう推奨し、自身の名前を取って「ソールズベリー・ステーキ」という名称を付けました。
ここまでは、ハンバーグとの違いは明確ではなかったそうです。
しかし、1914年に第一次世界大戦が始まると、アメリカにとってドイツは敵国となりました。
そのため、ドイツの都市名に由来する’’Hamburger’’という名称を避け、代わりに「ソールズベリー・ステーキ」という名前が広まったそうです。
ハンバーグの価値観の違い
日本では、ハンバーグは家庭料理だけでなく、高級レストランや洋食屋で出されるため「ごちそう」という感覚があるかもしれません。
しかし、欧米諸国ではハンバーグは家庭料理の色が強く、レストランなどではあまり無いそうです。
レストランのひき肉料理と言えば、ミートローフの方がメジャーだと言われています。
ドイツ発祥のハンバーグですが、日本で独自の進化を遂げ今では多くの日本人に好まれる料理となりました。
もはや、「日本食」と言えるかもしれませんね。
参考にしたサイト
ハンバーグってなぜあの形?
このように疑問に思った方いませんか?
ハンバーグの形はお馴染みのように楕円ですよね。
ではなぜこのような形なのでしょうか。
理由はハンバーグの作り方にあります。
ハンバーグを作る際、空気を抜くために肉だねを丸めて伸ばしますよね。
このとき自然と楕円形になるのと、その後手直しで丸く成形してしまうと手の温度で味が落ちるため楕円形が主流になっているそう。
他にも、火が通りやすく焼きムラができにくい、フライパンに並べやすい、皿に盛りつけた際のバランスが良いなどの理由もあるそうですよ。
まとめ
ハンバーグはドイツ・ハンブルク発祥の料理ですが、今では日本で独自の進化を遂げ日本の一般的な家庭料理となりました。
今度夕食を作るときは、いつものハンバーグではなく、ソールズベリー・ステーキを作ってみるのも良いですね。
今回のように食関連だけでなく、英語学習や資格、農業などの記事も書いているのでぜひチェックしてみてくださいね。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。